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ブライダルフォトのテクニック

ウエディング撮影について、どんなものか興味がある方、また、撮影を頼まれた方でポイントが知りたいという方もおられるかも知れませんので、私が撮影する上で行っているポイントをご紹介させていただきます。

風景写真や花の撮影ですと、じっくり構えて撮影し、何回も撮り直すことが可能です。ポートレイト撮影は、条件が良い場所を探して、何回も撮ることができます。ウェディング撮影の場合は、被写体は動いていますし、会場は明るかったり暗かったり、立ち位置は制限されますので、その中でベストを尽くさなくてはなりません。また、進行は待ってくれず、撮り直しができないので、一発で決めないといけない場面も多々あります。

目次

暗さに対応できるレンズを

会場は暗いところが多いです。デジタルカメラで対応するときに、暗い場合だと、ISO感度を上げれば良いですが、上げれば上げるほどノイズが大きくなり汚くなります。その限度はカメラによって異なりますが、一般的にはISO2000くらいまでに抑えたいところです。暗さに対応するには、できるだけ絞り値を小さくできる明るいレンズが必要になります。F値4.5~などのレンズは厳しいです。F2.8は最低欲しいところです。

ストロボを使いこなす

暗い会場では、どうしてもストロボが必要になります。ですので、ストロボの使い方に慣れている必要があります。
ストロボを直当てすると影が強くなったり、いかにもストロボを当てました、という感じになってしまうので、光量コントロールも必要です。また、直当てせずにストロボを白い天井や壁に充てるバウンスも使います。
例えば、キャンドルサービスのときは会場はほとんど真っ暗で、2人だけがスポットライトを浴びます。2人を中心に撮影するときは、ストロボを切ってスポットライトの光で撮影、周りの人の表情も入れたいときはストロボオンにして撮影の両方で撮影します。

明るさの変化に即座に対応できるように

暗い会場で始まり、途中から急に照明が明るくなったり、カーテンがさっと開いて明るくなったりする演出が良くあります。また、挙式会場がガラス張りだったりして逆光の会場も多いです。
明るさの変化に対して、カメラの設定を瞬時に変えられるようにしましょう。写真は絞りと、シャッタースピードと感度で明るさが決まりますので、急に明るくなれば、シャッタースピードを速くすか、絞り値を大きくするか、感度を下げるかを選択します。

また、きつい逆光だとどうしても白っぽくなることがあります。
そこをカバーするためには、立ち位置を変えて出来るだけ被写体の後ろの光が弱いところを選ぶ、また。ストロボを当てるなどで対応します。

照明の色に対応する

会場の中でも、白っぽいライトのところと、暖色系のライトが混ざっているところがよくあります。ライトによって色が変わります。ホワイトバランスをオートにして撮影し、後の編集の時に調整すれば良いのですが、暖色系のライトの部屋でストロボを使うと、ストロボは白っぽいので、色が混ざって、後でも調整できなくなる場合があります。そのようなときにはストロボにオレンジのカラーフィルターを使うなどして色を合わせます。

新郎新婦退場の時など

挙式で、新郎新婦退場の時に出口側で構えますが、被写体が動いているのでオートフォーカスをコンテニュアスモードに切り替えて、ピントをしっかり合わせます。

絞り値のコントロール

お2人のイメージ的な写真もねらう場合、背景をぼかすように絞りを開放にします。
反対に、各卓写真や高砂で複数人との撮影の場合は絞ってピントが合うように変えます。

立ち位置を的確に

結婚式披露宴の流れで、基本的にお2人を追いますが、お2人が移動する上で、先々の動きを予想して先回りし、良い立ち位置にいないといけません。これは、経験を積まないと身につかないところですが。

笑顔を引き出す

楽しい写真が多いほど良いですね。カメラを構えると緊張してしまう方が大半です。特に男性は。表情をほぐすために語り掛けが必要です。笑顔のある写真を後で見ると楽しくなりますね。

まとめ

ウェディングフォトのテクニックを上げさせていただきましたが、瞬時にいろいろな場面に対応できるようにしておくことが必要です。そして、ウエディングフォトはイメージ的な美しい写真が欲しいのですが、その前に、重要なことが記録写真としての要素です。挙式のセレモニー、披露宴でのケーキカット・乾杯・・など大事な場面が次々と展開されます。まずはどのシーンもピントを合わせて撮り抑えることが大前提です。それができた上で次に進むことになります。
いかがでしたでしょうか?
大阪、京都、神戸エリアで結婚式、結婚式二次会の撮影やウェディングフォトをお考えの方は是非一度お問い合わせ下さい。
一生に一度の晴れ舞台をエフズフォトが素敵な形に残すお手伝いをさせて頂きます。

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